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ロタワクチン

ロタワクチンとは

ロタウイルスにより生じる胃腸炎を予防するためのワクチンです。

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ロタウイルスとは

ロタウイルスは、乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因ウイルスとして知られています。
ロタウイルスに感染すると、2~4日の潜伏期間の後、水のような下痢や嘔吐が繰り返し起こります。その後、重い脱水症状が数日間続くことがあります。
発熱や腹部の不快感などもよくみられます。合併症として、けいれん・肝機能異常・急性腎不全・脳症・心筋炎などが起こることがあり、死に至る場合もあります。

10~100個くらいのロタウイルスが口から入ることで感染します。
ロタウイルスは、ロタウイルスによる胃腸炎の患者の便に大量(便1g中に1000億~1兆個)含まれています。
患者の便を処理した後、たとえ十分に手洗いをしても、手や爪に数億個ものウイルスが残っていることがあり、ロタウイルスが付いた手などから感染が広がっていきます。