BCGワクチン
BCGは結核を予防するもので、腕にスタンプのような注射を行う予防接種です
結核は、現在でも毎年2万人が発症しているため、大人から子供へ感染することも少なくありません。
乳幼児がかかると、全身性の結核症や結核性髄膜炎・粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)など重症化しやすく、重い後遺症を残す可能性があります。
◎ BCGは結核の予防になります
結核は結核菌という感染力の強い細菌の空気感染によって発症する病気です。
赤ちゃんや小さな子供の場合は、微熱・咳・体重の減少以外にも重症化すると肺炎(肺結核)を起こすだけでなく、全身に結核菌が広がり命に関わることもあります。
結核は感染するため医師が伝染の恐れがないと判断するまで、登園や登校の禁止はもちろんのこと、入院治療を行わなければなりません。
近年では大人への感染も見受けられますが、重症化しやすい乳児には、重要な予防接種の1つです。