乳児一般検診について
赤ちゃんが大人と違う点に成長と発達があります。
成長とは身長・体重などの身体的発育をいい、発達とは精神運動発達のような機能的発達を意味します。そして乳児健診の目的と意義は、病気を見つけることだけではなく、いろいろな発達障害・視力・聴力障害の早期発見・育児相談・栄養相談などきめ細かい個別指導を行うことにあります。
全く正常で生まれた赤ちゃんでもまれに発達に遅れが認められることがあり、早期発見及び専門的訓練により充分に正常の発達が望めることもあります。単にお母さんの心配が先行することも多く、育児相談により大きな安心を得ることできます。
3~4ヶ月健診
身体測定や基本的な内科の診察を行います。
先天的な病気の見逃しがないかや目・耳の発達具合などを細かくチェックします。
その他にも、首のすわり・股間の開き方・あやすと笑うか・追視をするかどうかなど診ていきます。
健診内容
- 身体測定
- 陰のう(男)・外陰部(女)
- 目の動き
- 胸の聴診
- 口・耳の中の状態
- 音への反応
- おなかの触診
- 皮膚・おへその状態
- 引き起こし反応
9~10ヶ月健診
身体測定や基本的な内科の診察の他、はいはいやつかまり立ちの様子をチェックします。
育児相談や栄養相談も承っておりますので、何か気になることなどございましたらお気軽にご相談ください。
健診内容
- 身体測定
- 歯の生え具合
- おすわり
- 胸の聴診
- 皮膚の状態
- パラシュート反応
- おなかの触診
- 視覚・聴覚
- 小さなものをつかむ様子
- 陰のう(男)・外陰部(女)
- はいはい・つかまり立ち
- ものまねの様子
幼児期に行う予防接種について VACCINATION
幼児期に行ったほうが良いとされる予防接種がございます。
予防接種終了後は、まれに全身的な副反応も出る可能性もありますので、接種30分間は院内またはすぐに連絡の取れるところでできるだけ様子をみてください。また、予防接種に関する適正な年齢・時期などについては以下を参照ください。